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マクドナルド・トーナメント茨城県大会(ベスト16)

2022/6/12

 マクドナルド・トーナメントとは、正式には「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」であり、予選を勝ち抜いた都道府県の代表チームが明治神宮野球場で優勝を目指して戦うことから「小学生の甲子園」とも呼ばれています。その県大会出場は、チームにとって毎年のようにメインの目標の一つとなっています。昨年度からの2年連続の出場で、勝利を目指していざ出陣です。
 6月11日(土)は水戸総合運動公園軟式野球場でマクドナルド・トーナメント茨城県大会1回戦が行われました。竹園ヴィクトリーズの相手は、松原野球スポーツ少年団さんです。お互いに初顔合わせなので、緊張しながら探り合う試合運びとなるでしょうか。しかし、先発ピッチャーが立ち上がりから、絶好調で、3回計打者9名で9つのアウトで相手をねじ伏せることができました。守りのリズムからか、2回裏3安打とファーボール、それから送りバントも決まって2点を先制しました。3回にも2ファーボールとヒットで1点の追加点をもぎ取ることができました。4回から2番手ピッチャーが登板し0点で抑えましたが、5回には制球の乱れと相手のヒットで同点に追いつかれました。最終回の6回には、お互いに点が取れないため、ルールに従いノーアウト1塁、2塁からのタイブレイクに突入しました。先発したピッチャーが再び登板し、三振2つとけん制アウトで無失点でピンチを切り抜けました。裏の攻撃から、1番バッターが進塁打を試みるが、好守にはまり、1アウト1塁、2塁になりました。2番バッターが送りバントを決め、2アウト2塁,3塁になりました。3番のサヨナラヒットで1回戦を突破しました。
 6月12日(日)はマクドナルド・トーナメント茨城県大会2回戦が水戸総合運動公園軟式野球場で行われました。相手は茨城県の強豪チームの水戸レイズさんです。ここは、最高の舞台で胸を借りるつもりで自分たちの実力がどこまで発揮できるかをチャレンジしましょう。初回からいきなりチャンスをつかみました。相手ピッチャーの不安定な立ち上がりを見逃さず、1番のファーボールで出塁すると、2番が送りバントを決め、相手ピッチャーのエラーもあり、いきなりノーアウト1塁、2塁のチャンスとなりました。3番が右中間を破る3ベースタイムリーヒットで2点を先制しました。なお、ノーアウト3塁のチャンスで5番キャプテンがスクイズを決めてさらに1点を追加しました。2回から、相手が先発ピッチャーをあきらめ、2番手ピッチャーの継投策に切り替えました。それでも積極的な攻撃を仕掛けるが、終始抑えられ得点することができませんでした。先発ピッチャーが2回まで頑張って3-3の同点に持ちこたえたが、後続のピッチャーが打たれ、結果的に相手チームが毎回得点の12点を奪い、コールド負けとなりました。
 県大会出場のかかった大事な一戦のプレッシャーに負けずに、全員野球でカバーしあい2年連続(多分7回目)の県大会出場かつ1勝を勝ち取ることができました。また、強豪チームを相手に、果敢に挑戦し、少しぐらい粘れるように成長できたのは本当に喜ばしいことです。当初の目標を達成した喜びともっと勝ちたい気持ちを大事にしてさらに成長していきましょう。
 松原野球スポーツ少年団のみなさま、水戸レイズのみなさま、ありがとうございました。また、会場準備、試合進行など円滑な大会運営にご尽力いただきましたすべての関係者に御礼申し上げます。