1月16日（日）の通常練習では、自衛隊体育学校スポーツ科学科のI氏を特別コーチとしてお招きして、「走り」について専門的な技術指導を行いました。
　「走り」は、子供たちにとって、野球などのスポーツだけでなく、日常生活においてもかけっこなどよく行われるものです。しかし、「走り」については、日頃から意識したことも、深く考えたことも少ないですよね。また、「走り方」についてしっかり教えてもらう機会も少ないと思います。正しい「走り方」を身に付ければ、野球がうまくなることだけでなく、けがを未然に防ぐ効果も期待できます。
　野球の練習メニューや試合が組みにくいこの時期に、運よく特別コーチによる「走り」の技術指導を設けることができました。特別コーチのI氏には、さまざまな道具を駆使して、「走り」の難しさや「走り方」の基本を指導していただきました。練習の最初には、手足などの単純な動きを少し組み合わせた動作を子供たちにやらせました。子供たちは、言われたことをこなすために一所懸命に頑張りましたが、自分の体なのにうまくコントロールできないことに驚きを隠せませんでした。その後、いろいろと練習メニューをこなしていくうちに、「走り」の少し複雑な動作や「走り方（主に短距離走）」が、だんだんとスムーズに、そして形になってきていることが褒められると、些細な成長を実感したように子供たちの笑顔が増えました。
　一度だけの練習では、技術を身に付けることができません。今後の自主練習・通常練習においては、各自で自らの「走り」を常に意識しながら、走るときは常に「走り方」の練習と思って練習を継続する必要が大事です。ぜひ、今日の貴重な経験を生かして、野球だけでなく、学校の体育や運動会に生かせてもらいたいですね。

特別コーチのI氏、貴重なご指導、ありがとうございました。なんとなく難しくなりがちな専門的な技術指導にもかかわらず、子供たちのレベルの違いに合わせて、楽しませながらわかりやすく丁寧に伝える特別コーチのコーチングは見事でした。大変勉強になりました。
監督・コーチのみまさま、ご指導・ご協力、ありがとうございました。
ご父母のみなさま、本日の応援、ありがとうございました。